IE9ピン留め

ドイツ生活再開  

2012年 01月 21日
しばらくブログを書いていない間に色んなことがありすぎました。今の所、自分にとって神のような存在であるグスタフ・レオンハルト氏が83歳で昇天されたことがショックで、毎日のようにYoutubeで彼の演奏や指揮を見ています。

さて、日本からドイツの自宅に1月6日に戻って参りました。私と娘は9週間、後から合流した夫は4週間という、今までで一番長い日本滞在になりました。両親には迷惑かけっぱなしでした。小さい子がいて、しかも自分はあまり自由の利かない妊婦で、日本語のあまり喋れないドイツ人がいて、やはり9週間は長過ぎたかもしれない、というのがホンネです。

リサイタル後に家族3人で東京に出て、4日間妹夫婦の家にお世話になりました。新築マンションを購入し、さあ引越し!というまさにその当日に大震災が起こり、大変だったそうですが、そんな跡形は微塵も無く、大阪よりも放射能が恐いのかもしれないという不安もあまり感じない、普段通りの東京でした。浅草花屋敷、浅草寺、横浜アンパンマンミュージアムなど、妹夫婦を引き連れて、3歳娘のために縦横無尽に奔走!ドイツで買っておいたJR乗り放題チケット『ジャパンレールパス』のもとを取るかのように、近距離でも新幹線に乗りまくり(笑)。とくに、『はやぶさ』に乗りたくてしょうがなかった娘。大宮へ行く用事もわざわざ最終の『はやぶさ』に合わせて走りました・・・。7ヶ月妊婦、ヘトヘト。

でもとっても充実していました。本当に楽しかった!

実家では、母の用意してくれるあまりにも美味しすぎるご飯を毎日調子に乗って食べ過ぎ、なんと2ヶ月で7kgも体重が増えてしまいました!日本の妊婦さんは、1ヶ月に2kg以上増えたら、産婦人科から厳重注意されるなんて聞いてたので、私は一体どうなっちゃうんだろう!一応、この2ヶ月の間に、お隣豊中市の産婦人科に2回健診に行ってみました。先生は体重の増えに絶句気味でしたが「ドイツでは体重管理について注意されますか?」と聞かれ「いえ、全くです」と答えたら「じゃあいいでしょう」とすんなり。いいのか〜?!(笑)一応それでも心配になって、ドイツに戻って来ていつもの産婦人科の先生に「体重が・・・」と切り出したら「全く問題ないですよ。出産して戻ればそれでOK」と軽く言われてしまいました。あはは〜!また気持ちが緩む〜〜!!

ドイツに戻って3日後から娘は幼稚園、夫は仕事。私も生徒さんのレッスン再開。時差ボケは完璧に直るのに丁度1週間かかりました。そんな中私はアントワープへ飛び仕事し、帰って来たら娘と夫は仲良く胃腸炎に罹り(なんで私だけ元気だったのか未だに不思議)、看病とお医者さんへの連絡と処方箋をもらいに行ったりと、ああ、目の回る3日間を過ごし、やっと落ち着いたな、と思ったら外は積雪。「さぁ、ソリ遊び!」なんて言ってる暇無いですから!

そろそろ2人目の子(ちなみに男の子です、3月末予定)出産に向けて、いろいろ準備しなくてはいけません。上の子の時は時間をかけてゆっくりまったり、丁寧に準備し、本を読んだり買い物したり、下調べも十分にできましたが、今度は上の子の世話で忙しいし「まぁ、なんとかなるなる」と殆ど準備出来てません。日本で両親が「男の子用に」と買ってくれたお洋服が沢山あるので、まずはそれを下洗いしなきゃな。あとは、上の子用のベッド購入。まだ柵のついたベビーベッドに寝ている娘(3歳10ヶ月)、どうやら背の高い、滑り台のついた、お姫様仕様の天蓋のついたベッドがご希望の様子です。お腹がこれ以上重くなる前にやること盛りだくさんです。36週目(臨月)までベルギーで仕事なのがちょっと心配ですが、まぁ、なんとかなるなる(笑)

こんな私ですが、今年もどうぞ宜しくお願い致します。

写真上:アンパンマンミュージアムで買える、キャラクターパン。
写真下:21:00大宮発東京行きの『はやぶさ』新幹線。東京駅到着後。

# by maishigeoka | 2012-01-21 07:31 | ドイツ | Trackback | Comments(2)

お礼  

2011年 12月 20日
大変遅くなりましたが、12月2日(大阪)と7日(東京)のリサイタルにおいで下さった皆様、本当にありがとうございました。大好きな曲ばかり弾かせてもらえたこと、素晴らしいチェロ奏者である懸田さんと共演させて頂けたことは、何よりも私にとって心に残る思い出になり、これから演奏家としてやっていく過程において大事なステップ、通過点になりました。日本での初のリサイタルということもあり、勉強になることばかりだったのも大きな収穫です。

大阪では家族総出で会場入りし、子(孫)守りのため本番を聴けなかった母、ビデオを回すため2階席と1階を行ったり来たり忙しかった父、大きな声で「ポニョ」を歌いまくっていた(らしい)娘に支えられました。会場には見知った顔も多く、お客さんの雰囲気が温かくアットホームな感じで、程よい緊張感の中楽しく弾くことが出来ました。難点は、結婚式チャペルという用途の会場のため、舞台もバージンロードも立派な絨毯張りで、客席の後ろまで響きが届きにくかったことです。照明もスポットライトを当てたかったのに、出来ないと言われ・・・。実は曲の間でちょっとお話もしたかったのですが、マイクを借りると予算外、マイクが無いと声が通らない状況でした。残念。次回は工夫したいと思います。

東京へは娘を両親に託して、演奏会当日に大阪から出て来ました。大阪公演後5日間、疲れからかぐったりしていた私、なんとか復活して東京に来たのですが、1度本番を通した安心感からか、緊張感殆どゼロに近い状態でリハーサルに望んでしまったのが、失敗だったと思います。本番ではプログラムの前半で変な緊張をしてしまい、集中力が欠けてしまいました。その反省を生かして、後半では思いっきり楽しく、またバランスの取れた演奏ができたと思います。ここでも本当に勉強になりました。

わざわざ遠くから来て下さった方、仕事を休んだり早退したりして来て下さった方、お友達を誘って来て下さった方などなど、本当にありがとうございました。温かい言葉をかけて下さった方、涙を見せて下さった方、アンケート用紙に嬉しいコメントをたくさん書いて下さった方、本当に頭が下がります。

そして、共演者であるチェリスト懸田さんの素晴らしさには感服です。言葉をあまり交わさないでもリハーサルが進む、何とも言えない音楽的な心地良さ、妊婦のつらさを分かって下さっていて、いつも体調を気にかけて下さったことなど、本当にお世話になりました。初のリサイタルに共演をして頂けたことは、私にとって本当に幸運なことです。そしてまた次の機会に是非、と言って頂けたことが何より嬉しいお土産になりました。

私が大阪から東京に何度もリハーサルに出かける間、私の娘の面倒を見てくれた両親。3歳娘のワガママを受け入れ、海遊館(水族館)やら生駒遊園(遊園地)やら、電車に乗ったり車で遠出をしたり、とにかく退屈しないようにと、毎日フルに目一杯予定を作ってくれていました。正直、そんなに動けるほど体力が有り余っている年齢でもないと思うのですが、ここまでやってくれたことに大変感謝しています。しかも両親とも仕事をしているので、その合間をどうにか縫ってくれたことにも脱帽。

こうやって一つのリサイタルを終えて、私がどれだけ多くの人に支えられてここまでやってこられたのか実感することが出来ました。30歳、ここからがスタートだと思って、前を向いて頑張って行こうと思います。今後もご指導、応援のほど宜しくお願い致します。

# by maishigeoka | 2011-12-20 23:04 | 演奏会 | Trackback | Comments(0)

12月2日(金)大阪・7日(水)東京、リサイタルのお知らせ  

2011年 11月 16日
前回の演奏会の興奮冷めやらぬままですが、次回の演奏会のお知らせです。



2011年12月2日(金)18:30開場、19:00開演
大阪:リーガロイヤルホテルクリスタルチャペル
大阪市北区中之島5-3-68

2011年12月7日(水)18:30開場、19:00開演
東京:東京オペラシティ3F 近江楽堂
東京都新宿区西新宿3-20-2

『懸田貴嗣(チェロ)・重岡麻衣(フォルテピアノ) DUOリサイタル』

ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ 第1番 へ長調 Op. 5-1
ヘンデルのオラトリオ「マカベウスのユダ」主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45
ロンド ハ長調 Op. 51-1 (ピアノソロ)
ピアノ・ソナタ 第3番ハ長調 Op. 2-3 (ピアノソロ)
クラフト :チェロ・ソナタ 第1番 ハ長調
(演奏順不同)

(両公演とも)全席自由:4,000円
ご予約・お問い合わせ:
オフィスアルシュ(マネジメント)03-3565-6771
チケット取扱い
(両公演とも)e+イープラス
東京公演:
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
東京古典楽器センター 03-3952-5515
東京文化会館チケットサービス 03-5685—0650


念願の初リサイタル、しかもチェロとフォルテピアノという一番思い入れのある組み合わせでの演奏会です。チェロの懸田氏は芸大大学院時代の先輩で、在学中から一緒にベートーヴェンを勉強してきました。何が思い入れがあるかと申しますと、当時、私の師匠であった故・小島芳子先生に憧れて始めたベートーヴェンを、先生のレッスンで何度も見てもらえたということ、先生がお亡くなりになる3ヶ月前の修士課程のリサイタルで、先生の前でベートーヴェンを弾けたこと(この時既に末期の癌と戦っていた先生は、酸素ボンベを持参して入院先の病院から直接「試験官」として来て下さったなんて、お亡くなりになってから知った時は涙が止まりませんでした)。

それからすぐに私は留学してしまいましたが、いつか先生の十八番であるチェロとのデュオを演奏会で弾きたいとの思いだけは心の中に強く残り、もし日本でリサイタルが出来るなら第1回目はチェロと一緒に!と思っていたのでした。出産・子育てで、練習もままならない毎日が続き(今でもその状態ですが!)、このままだと一生弾けなくなる!とまで思っていたところ、娘が3歳になったのを機に兎に角、一度リサイタルに向けて頑張ってみようと思い立ち企画したのが今回のリサイタルです。7年ぶりの共演となるチェロの懸田氏には二つ返事で快諾頂き、本当に有り難いです。そして、企画後に妊娠が判明し、現在安定期、そして年明けの春には2人目が誕生するとまた最初の2年間ほどは、リサイタルも何もできなくなるだろうと想定すると、リサイタルのタイミングも丁度良かったのかなと思います。

プログラムは私にとってかなり挑戦とも言える難曲ばかりです。ベートーヴェンの初期、1795~96年作曲の楽曲ばかり集めてみたら、チェロとのデュオとは言え、ピアノの比率がまだまだ高く、大変です!ベートーヴェンに影響を与えたチェリストであったクラフトのチェロソナタは、チェロと通奏低音の曲で、あまり演奏されない隠れた名曲と言えそうです。

心を込めて演奏させて頂きたいと思います。どうぞお越し下さい。
(チケット御入用の方は、鍵コメにお名前とチケット枚数を残して下されば、当日受付に取り置き可能です。)

# by maishigeoka | 2011-11-16 17:44 | 演奏会 | Trackback | Comments(6)

ありがとうございました  

2011年 11月 15日

一昨日の演奏会に足を運んで下さった皆様、どうもありがとうございました。
アットホームな雰囲気の中、トークを交えた楽しい演奏会になり、またオーケストラの本番の集中力の高さと、やはり指揮者の角田くんの素晴らしさに脱帽です!心から安心して音楽を委ねることができ、また天才的な発想と物腰の低さを同時に持ち合わせる指揮者は本当にレアな存在です。オケの女性メンバー(特にマダム!笑)に大人気だったのも大受けでした。
私は大好きなベートーヴェン、特にこのピアノ協奏曲の3楽章の中間部分が『ひげダンス』のようで滑稽でヒョウキンで、本番はリハーサルでは弾かなかったほどの速いスピードで始めてしまったにも関わらず、オケの皆様に支えられ、とっても楽しく弾くことができ、爽快でした!

お客さんだけでなく、共演の皆さんの殆どが、フォルテピアノを目にするのが初めてだったようで、その音色の繊細さ、力強さに感動して下さいました。私自身、そのフォルテピアノは当日初めて触った楽器だったので、最初は楽器との相性を探るのに戸惑いましたが、リハーサルをするうちにだんだん掴めてきました。この楽器は12月のリサイタルでも使用させて頂くので、よい経験になりました。

この日にちょうど妊娠6ヶ月を迎え、母が特別にお腹周り大きめのドレスを用意してくれていました。前日の試着ではジャストサイズという感じでしたので、弾きながら背中のジッパーがはじけるのではないかとヒヤヒヤしました。この曲に両手の交差や鍵盤の端から端までの急な移動など結構あったので、その度に重いお腹が邪魔をしたり、動きの後からついてきたりして、なんとも面白い光景になってしまいました。

毎回、大変な思いをして演奏会を企画してくれる両親、リハーサルの間にオケの練習を抜けて娘の面倒を見てくれる妹に大感謝。(演奏会の夜から産まれて初めての中耳炎にかかってしまった娘。私も何年かぶりの風邪をひいてしまいました・・・しばらく休養します)

# by maishigeoka | 2011-11-15 18:16 | 演奏会 | Trackback | Comments(0)

11月13日(日)演奏会のお知らせ(大阪)  

2011年 11月 06日
11月4日の朝に無事にドイツから日本に帰ってまいりました。妊婦で長時間飛行は結構きつかった・・・。ドイツの産婦人科で事前にオーダーメイドされた、エコノミー症候群防止の為の特別なタイツ(締め付け半端無い!)を履き、処方された注射を出発前にママ友(日本で看護婦さんだった)に皮下注射してもらい、いざ出陣!お陰でむくみなどの症状は全く出ず!でもリラックスできなくて寝られないし、私の膝に頭を乗せて4時間も寝た娘のお陰で動けず・・・。疲れました・・・。
さすが3歳7ヶ月にもなると、娘との旅行は大変でも苦でも何でもなく、まるで同年代の仲良し同士で楽しいツアー旅行にでも行っているような楽しい気分を味わいました。これだから母娘はいいですね〜。

さて、日本へ帰って来た最大の目的、演奏会の情報です。全部で3回の公演。そのうち2回は大阪ですが、2回異なる演目です。まずは来週の演奏会のお知らせから。



2011年11月13日(日)13:30開場、14:00開演
大阪府茨木市:クリエイトセンターホール
『千里丘チェンバーアンサンブル コンサート』

モーツァルト:「皇帝ティートの慈悲」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲ハ長調第1番 
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」

指揮:角田鋼亮
フォルテピアノ:重岡麻衣
管弦楽:千里丘チェンバーアンサンブル

入場料(全席自由、当日券有り):2,000円

私は2曲目のピアノ協奏曲にソリストとして出演させて頂きます。オーケストラはモダン楽器ですが、私は5オクターブのヴァルターモデルのフォルテピアノを弾かせて頂きます。指揮の角田さんは芸大時代の同級生で同い年!学生時代に学生有志でのモーツァルトのオペラ(コシ・ファン・トゥッテ、フィガロの結婚)で、指揮者とレチタティーヴォの通奏低音奏者として共演させて頂いた以来の共演です。信頼度120%で本当に安心できます。オーケストラには父(チェロ)、母・妹(ヴァイオリン)、が弾いているのもあり、オーケストラ全体が家族のような内輪な雰囲気なのも好きな環境です。

お時間ある方は、古典派のオーケストラ音楽を楽しみに来て下さい。

12月2日には大阪:リーガロイヤルホテル・クリスタルチャペルにて、チェロの懸田貴嗣氏とデュオリサイタルが予定されております。ここではチェロ・フォルテピアノの二重奏と、フォルテピアノのソロを存分に楽しんで頂けると思います。こちらのご案内も近いうちにさせて頂くので、どうぞ宜しくお願い致します。
(12月7日は東京公演です)

# by maishigeoka | 2011-11-06 22:33 | 演奏会 | Trackback | Comments(6)

チェンバロでタンゴ!  

2011年 10月 15日
演奏会のお知らせです。初めてタンゴを、それもチェンバロ2台で演奏させて頂くことになりました!お話を頂いたときは不安と「何故タンゴ・・・?」との思いが入り交じり、正直戸惑っていたのですが、リハーサルが始まり、意外な楽しさに興奮しております!ピアソラ始めサルゴンやモレスなど、有名どころからタンゴの一種であるミロンガまで、チェンバロ2台を駆使して面白くお届けしたいと思います。ドイツの、有名なお城の中にあるチャペルで、ビバタンゴ!!

Solitude Soirée
"Tangos para escuchar"

曲目:
A.Piazzolla: Tanguango, Violetas populares, Primavera portena, Milonga del ángel, La muerte del ángel, Resurección del ángel, Tango del ángel, Lo que vendra, Prepárense, Michelangelo 70
Salgán: Grillito, Don Agustin Bardi, A fuego lento
Aieta: Corralera (Milonga)
Mores: Mis ojos ciegos
Bulterini: L'Atelier
Delfino A buen tiempo
Viloldo: El Esquinazo (Milonga)
Gobbi: El Andariego

演奏者: Stuttgarter Cembalo-Duo (シュトゥットガルト・チェンバロ・デュオ)
Martin Tiemann & Mai Shigeoka

使用楽器:
Martin: Neupert作チェンバロ フレンチタイプ
私: 久保田彰氏作チェンバロ フレミッシュタイプ(久保田オリジナル)

日時: 2011年10月16日(日) 17:00

場所: Schloss Solitude, Solitude Kapelle: Solitude 1, 70197 Stuttgart

入場料: 当日券のみ。大人10ユーロ (学生8ユーロ)家族チケット28ユーロ 


共演させて頂くMartinさんは、シュトゥットガルト(Botnang)のプロテスタント教会のカントール(音楽監督)で、毎年5〜10月まで毎週日曜日に様々な演奏会を企画する凄腕オルガニストです。こんな楽しい機会を与えて下さり、感謝です。

# by maishigeoka | 2011-10-15 05:24 | 演奏会 | Trackback | Comments(2)

新聞に載っていた!  

2011年 10月 10日
10月1日(土)の演奏会に来て下さった方々、本当にありがとうございました。3連休の初日、しかも夏日のような晴天の午前中で、お客さんが来ないのでは、と心配して下さった方もいらっしゃったのですが、いやいや、教会は満席でした!しかも、演奏後まで気付かなかったのですが、お子さんの来場が意外に多かった!3~5歳児が10人近くもいたなんて!30分間の演奏中、全く物音がしないので、本当に気付きませんでした。だから、3歳6ヶ月の娘はてっきり外で遊んでいるとばかり思っていたら、なんと一番前に座って大人しく聴いていたらしい!(でも最後の1分くらいで夫に抱っこされて出て行ったそう・・・理由は勿論、うんち・・・笑)

ベートーヴェンの3番の初期ソナタは今回初めて挑戦した曲で、この春から譜読みを始めたのですが、先入観や固まったイメージに振り回される事なく練習できたのがよかったのか、新鮮な気分で取り組めました。フォルテピアノの性能をフルに生かせる曲だなと言うのも実感。鍵盤を端から端まで全て使って、ピアニッシモからフォルティッシモまで最大限に表現できる素晴らしい曲でした。今回本番で弾かせて頂いて、反省点は数々あるものの、この曲がますます好きになりました。

そして、会場の教会の、石畳の床に共鳴する音に感化されて、響きが自分に返って来る感じがなんとも心地良かった!また何より、お客さんの集中度が凄かったです。前回のを聴いてファンになったと言って下さったドイツ人の方々が何人もいらしてくれて、それも本当に嬉しかったです。

4楽章の最後の和音を弾き終わった瞬間、拍手とのちょっとの間に「ワオ!」とうなりのような声が聴こえたのは、それだけ集中して聴いてくれていたということかなと思いました。終演後カーテンコールが4回もあって、その間に日本人や日本人とのハーフやドイツ人の子供達がちょこちょこステージまで歩いて来てくれて、可愛い花束を5つも頂きました。これにはお客さんの微笑みが温かかったです!(この時にこんなに子供達が聴きに来てくれていたのだと初めて知ったのでした!)

「あなたの演奏会情報、新聞に大きく載ってたわよ」と、近所で数人に声をかけられたのですが、教会のカントール(音楽監督)がいつも掲載してくれる、地元の無料タウン誌のことかな、と思っていたら・・・(うちは新聞を取っていないので)

なんとシュトゥットガルト新聞の一部に、一面の4分の1くらいを割いてデデンっと!!!知らなんだ!!!この記事は、幼稚園のドイツ人ママ友のそのまた隣人の方が「あなたのお友達よ!」と興奮気味で持って来てくれたそうな・・・(昨日頂いたのです)。全く知らなかったので恥ずかしい!でもこの写真を撮った夫は嬉しそうでした(ミーハーか?!)。

今回初めてフォルテピアノを目にした方もたくさんいらして、そういう方にこんな気軽に無料で楽しんでもらえる環境を提供出来るのは本当に嬉しい事です。親子で来て下ったピアニストの方には「子供が小さいうちから演奏会に慣れる最適の空間」と言って頂き、自分の娘が静かに聴けた今回、本当にそれを実感しました。こんな素晴らしい機会を与えてくれる教会のカントール(ご自身にも5歳・4歳のお子さんあり)に大感謝です。今度は出産後の来年7月に、カントールの指揮でモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏させて頂きます。今から楽しみです。

# by maishigeoka | 2011-10-10 17:44 | 演奏会 | Trackback | Comments(8)

10月1日(土)ソロリサイタルのお知らせ  

2011年 09月 28日
先週の生け花展、カトリック教会でのドイツ人の生ける日本の生け花と、日本人の奏でるクラシック音楽のコラボでした。この不思議で素敵な組み合わせにクラクラきました。しかし、ドイツ人生け花マイスター、凄いです。そしてそのお師匠さん、その軽く20人はいると思われるドイツ人のお弟子さん達の生けたお花。『花伝流(かでんりゅう)』という流派だそうです。日本人よりすごい。生け花の新たなる境地を垣間見ました。音楽の方は、教会の祭壇の石の置物に、フォルテピアノを置く位置を随分と悩まされましたが、メゾソプラノの安田さんにも助けられ、とても上手くいったと思います。

さて、今週末にはフォルテピアノのソロリサイタルがあります。私の住む街のプロテスタント教会のコンサートシリーズにまた声を掛けて頂きました。ベートーヴェンの初期のピアノソナタに初挑戦です。楽器はまた私のヴァルターを持ち込みます。所要時間30分。入場無料です(教会への任意寄付金あり)。ご近所の方、気軽に来て下さいね。

Mai Shigeoka Hammerflügel Solokonzert
“Musik zur Marktzeit XV”

曲目:Beethoven: Klaviersonate Nr. 3 C-Dur op. 2-3

使用楽器:Instrument: Hammerflügel gebaut 2006 von Robert Brown in Oberndorf bei Salzburg nach Anton Walter (Wien, um 1800)

日時:Samstag, 01. Oktober 2011, 10 Uhr

場所:Konstanzer Kirche, Am Laien 6, 71254 Ditzingen

入場料:Eintritt frei (Spenden werden erbeten)

前回出させて頂いたときと同じく、天気予報は晴れ!私の演奏中、娘はまた教会の外で走り回っていることでしょう・・・。夫は朝から楽器の運び出しに子守りに、迷惑かけます・・・すみません。私が妊婦なのを気遣って、何も運ばせてくれません・・・大感謝!

# by maishigeoka | 2011-09-28 04:56 | 演奏会 | Trackback | Comments(0)

チャリティ生け花展/妊娠報告  

2011年 09月 22日
あっという間に9月も終わりそうです。この夏はいろいろありすぎました。
取り敢えず、アップ第1弾は演奏会のお知らせから。

今週末の9月23日(金)〜25日(日)、Stuttgart近郊Fellbach-Schmidenに於いて、東日本大震災の為のチャリティ生け花展が開催されます。そのオープニングでフォルテピアノを弾かせて頂く事になりました。共演はメゾソプラノの安田綾子さん。なんと、陶芸教室で知り合ったという仲です(笑)陶芸についてもいつか記録に残しておかなければ。

日時:9月23日(金)19時
場所:Fellbach-Schmiden: Kirche zur Allerheiligsten Dreifaltigkeit

曲目:
ふるさと
からたちの花
赤とんぼ
Ombra mai fu(ヘンデル)
Nun baut die Flur das frische Grün(ハイドン:オラトリオ『天地創造』より)

メゾソプラノ:安田綾子 (Ayako Yasuda)
フォルテピアノ:重岡麻衣 (Mai Shigeoka)

フォルテピアノはいつものごとく、私所有のヴァルターモデルを持ち込みます。演奏曲は少ないですが、生け花と震災の被災者の方々に想いを込めて演奏させて頂きます。

詳しいプログラムはこちらから"Download Flyer"をクリックするとPDFファイルが開きます。

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もうご報告してもよいかもしれませんが、実は私は現在第2子を妊娠中です(12週、4ヶ月に入りました)。「つわり」に8月初めからつい一昨日まで大変に悩まされ、ずっと気持ち悪いのと嘔吐の繰り返しでした。長女の妊娠中とまったく種類を異にするつわりでした。私がどんなにつらくても、長女は幼稚園の夏休み(3週間)で毎日元気いっぱい。やれプールやら動物園やら友人宅やら、あらゆる所に毎日一人で連れて行きました。あるときは運転中の車の中で吐いた事も。でも検診では毎回「問題無し!」の太鼓判。長女もすでにお姉さん気分で毎日私のお腹に耳をくっつけては「なにしてるの?」なんて聞いて必ず「チュっ」としてくれます。10~12月の数ある演奏会は勿論、妊娠のわかるずっと前にお話を頂いたり、自己企画したものだったので、このつわり中は「弾けないかも」と大変に落ち込みました。でも気の持ちようでなんとかなるっ!と自ら言い聞かせ、やっと回復して来ました。これからはブログのアップも頑張ります。

# by maishigeoka | 2011-09-22 05:44 | 演奏会 | Trackback | Comments(12)

両親が来た!  

2011年 07月 27日
もう大分前のことになってしまいますが、7月7〜12日に日本から両親がドイツに来てくれました。相変わらず休みが取れるのが短い忙しい両親!でも今回はドイツの前に4日間チェコの首都プラハに観光に行ったそうで、『計10日間も休暇を取れた』ことに私もビックリしましたよ!私は両親が来るのが楽しみで楽しみで、空港に迎えに行く前の日は殆ど寝られませんでした(これホント!)。娘は大興奮だし、夫は両親の滞在期間は全て会社の休みを取ったほど。気合いが入ってましたよ〜!

というのも、今年は両親の結婚35周年記念。メインはSchwarzwald『黒い森』での1泊2日のバカンスでした。自宅から車で1時間程度で行ける距離のリゾートホテル滞在を、家族5人で楽しもうと両親にプレゼントしたのでした。澄んだ空気と絶景を望める場所、フルコース料理、そして娘にとって一番大事な「屋内プール」付き(笑)。部屋を5人で一緒に泊まれる家族部屋にしたのも面白かったです。父は15年以上ぶりにプールで泳いだそうで(私が子供の時以来ですって)、御年60歳なのに若々しい水着をこの日の為に買ってくれたそう(笑)。孫と一緒に泳ぎまくっていました。楽しそうだった〜〜。母はお料理のあまりの美味しさに卒倒しかけてました(笑)。本当にたまたま、ネットで予約したこのホテルの料金に含まれているコース料理(フォーク・ナイフが6セットくらい置いてありました!)が、意外にもとっても美味しくて、本当にラッキーでした。両親が喜んでくれて本当によかったです。両親にお礼を言われてなんだか照れくさくなりました。

部屋から見えた夕焼け空。21時過ぎ。

それから、別の日には以前から行きたいと思っていて、まさに現在娘がはまっているBurg(城)に両親と一緒に行きました。かの有名なBurg Hohenzollern(ホーエンツォレルン城)です。

(写真はWikipediaより)
父はここから見下ろす景色に感動して「地平線が見える!」と興奮していました。一方母は、ここのカフェで初挑戦の「チャイ(インドのミルクティ)」を頼んであまりの不味さにのけぞっていました(笑)しかし何故ホーエンツォレルン城でチャイがあるのか?!謎です。

娘は↑の小さなベンチがえらく気に入って、私たちが近づくと怒る始末!危なくは無いのですが、塀を覗くと絶壁なのでハラハラドキドキしました。

自宅でBBQをしたり、Stuttgartに買い物に行って両親がデパートで迷子になったり(迷子の呼び出しを頼んだら「子供以外の呼び出しはできません」と言われ腰が砕けた!)、ドイツ風ブランチビュッフェに行ったり、父と夫は夜遅くまでテラスでビールを飲み交わしたり、とっても充実した日々でした。両親が日本に帰る日は泣きそうだったけど、11月に日本に行く予定にしているので、それまで頑張ろうと思えました。それにしても、つくづく、爆笑の絶えない面白い両親だなぁと実感。この6日間で1年分くらい笑いました。でも母も私もなかなか痩せません。

# by maishigeoka | 2011-07-27 06:23 | ドイツ | Trackback | Comments(6)

初めての主役抜擢  

2011年 07月 05日
先週の金曜日は、娘の幼稚園で『Sommerfest(夏祭り)』がありました。年に一度盛大に行われるとのこと、うちは初めての参加だったのでドキドキ。しかも保護者が各自料理やケーキなどを持ち寄るというので(幼稚園で唯一日本人の私は園長先生に"SUSHI"を熱望された)、事前に掲示板に貼られた「持ち寄りリスト」に書き込むお母さん達を見ても気合いが入っているのが一目で分かりました。

それよりも、「子供合唱団に入っている子は、白い服を着て来て下さい」と連絡の紙をもらい、果たしてうちの子(3歳3ヶ月)は合唱団員なのかどうなのかも知らず(その後団員と判明した!)、適当に考えていたら、夏祭り2日前に先生に「○○(娘)は夏祭りに参加しますか?ちょっと重要なので、ビデオカメラの充電をお勧めします」と直接言われました。「合唱で面白いことするのかもしれない」くらいに思っていた私たち、夏祭り始まってすぐに度肝を抜かれる事に!

なんと、おゆうぎ会の主役でした!!!

『鳥の結婚式』という歌を元にして先生達が作ったオリジナルのお話。
左の台に座っている「パパ鳥」と真ん中の巣の中で卵を温める「ママ鳥」、そして左奥の大きな卵の中でスタンバイ中の娘「ヒナ鶏」。そして合唱の子供達。なんとこの卵の中で15分くらい待たされていた娘、全くぐずることもなく、心配して何度も確認に行く先生がビックリしたと後で話してくれました。

パパとママに温められてついにヒナが孵ります!

会場大拍手!(笑)
「ハローパパ、ハローママ!」と歌いながら挨拶をするヒナ鳥。


すると突然!ヒナ鳥が飛び立って行ってしまいました・・・どこへ?!

トイレへ・・・(爆)

そこでまた大爆笑の会場。しかも先生達の爆笑が止まらないのです。理由は後で分かる事に。取り敢えず、主役がいなくなってしまったんで全員そのまま固まったままその場で待たされる事に。すみません、うちの子、直前にトイレ行ったんですけどね・・・本当恥ずかしいっす。マイペースすぎるのか?

無事トイレから帰還した(笑)ヒナ鳥、成長するべく羽ばたきます。


そして成長を遂げ大人になりました。

めでたしめでたし!!
そしてカーテンコール。


何にも知らされていなかった私と夫は、この素晴らしい劇に大感激&大興奮でした。私も始まってから何が何だかついていけない状態でした。劇は全部で30分もあったのですが、それをこなした子供達に大拍手です。終わった後に先生方全員に声を掛けて頂き、「本当に素晴らしかった!」とお褒め頂きやっと実感が湧いたという感じでした。「私たち何も知らなくて」と言ったら「お嬢さんにはパパママに内緒にするように言っておいたんですよ」とも。でも、勿論オチがついていて、「トイレに飛んで行った時、お嬢さんなんて言ったと思います?『Vogelkakaしたい』って言って飛んで行ったんですよ!それで私たち笑いが止まらなくて!本当にスーパーお嬢さんをお持ちですね!」と。ちなみにVogelkakaは「鳥ウンチ」のこと。そう、トイレに行くにも普通のウンチではダメだった娘、すっかり鳥になりきっていた模様(笑)

とにかく楽しませてもらいました。また他の保護者の方との連携も強くなって、本当によかった。持って行ったお寿司は余るほど作ったつもりだったのに、あっという間に売れてなくなり(私の食べる分がなかった!)、心配も杞憂に終わりました。


昨年の11月に入園して、なんだかやっと幼稚園の一員になれた感じがしました。外国人だし、ドイツ人気質もよく分からないし、娘に友達がいるのかもわからなかったけれど、ちょっとづつちょっとづつ道が開けて来ている気がします。ホッとしました。

# by maishigeoka | 2011-07-05 05:49 | 育児(3歳1ヶ月〜) | Trackback | Comments(8)

Ritterburg  

2011年 06月 29日

先週末は娘の『Ritterburg(城郭)に行きたい』とのたっての願いを聞き入れ、行って来ました。騎士の時代の城郭なんて、うちから車で行ける所にあるのだろうかと夫がインターネットで検索。すると・・・

家から車で7分のところにあった(笑)


正確には『Ritterburg』ではなく、『Ruine(廃墟となったお城)』だったのですが、これが私たちに大ヒット。西暦900年台に建てられたと推測されており、石に触れるとその重い歴史を感じて背筋がピンとなりました。

もの凄く幼稚な感想だけれど、1100年前にこれだけの素晴らしい建築技術があったとは、人間の文明開発には驚かされるばかりです。


娘も大興奮。近所に穴場を発見して嬉しかったです。それにしても、こんな記念碑的な歴史が、近所に何事もないかのように存在しているところ、さすがヨーロッパだなぁと思わされました。

# by maishigeoka | 2011-06-29 06:16 | ドイツ | Trackback | Comments(3)

3歳2ヶ月の記録  

2011年 06月 02日
成長記録って、後で読み返すと面白い!自分で書いた記録なのに忘れている事たくさん。「へ〜そうだったっけね〜」ばかりです。だから少し娘の成長記録。

現在はまっているもの:
「ポニョ」・・・今年ドイツでDVDが発売され、日本語ドイツ語両方でしょっちゅう見ています。「わたしポニョ!にんげんになるの!」とか言ってます。ポニョの主題歌、めっちゃ上手に歌ってくれます。
「てんどんまん」・・・両手の人差し指で頭を叩く真似をしながら「てんどんまん自慢歌」を歌いまくってます。しかし渋いなぁ。

生活:
「川の字で寝る」
9日間の不在後、5月9日に私がベルギーから帰って来たその日から、夜は家族3人『川の字』で寝るようになりました。それまでは娘は柵付きの子供ベッドに、私たち夫婦はダブルベッドに、同じ部屋に並べて寝ていたのですが、なんだか9日間も娘に会ってなかったせいか無性に娘と一緒にいたくなり、私から「ママとパパと一緒に寝る?」と聞いてしまったのでした。即答で「うん!」の娘。そりゃ嬉しいでしょう。だってママとパパに挟まれて寝られるんだから!ドイツでは子供は0歳から子供部屋に一人で寝るという習慣があるそうで、例に漏れずそうやって育った夫には反対されるかと思いきや「それもいいね!」ですって!よかったね〜〜!!
これを機に3年間使っていた寝袋(Schlafsack)からも卒業。子供用の掛け布団が嬉しそうです。でも寝相の悪すぎる娘、布団の意味無し・・・。夜中は私も夫も布団を掛け直す為に何度も起きる事になってしまいました。それでもなぜか、私と夫の共通意見:「なぜか娘が隣に寝てると安心するね」

この10日間くらいは自分の寝る枕にポニョのぬいぐるみを置き、布団までかけて寝かしつけている娘・・・。娘は「ポニョのママ」の気分なので、私の枕にドデンと寝る!私の寝る場所無い!というわけで、たまに私は足下に横向きに小さくなって寝てます(笑)

「昼寝ナシになった」
先週1週間毎日、幼稚園は森への遠足でした。8時半から14時まで、近くの「森」へでかけ、動物と触れあったり虫を見つけたり。そしてとにかく歩くのだそうです。娘のグループはバス移動。お迎えは幼稚園でなく駅のバス停。先生曰く「お嬢さん帰りのバスの中でフラフラなってました」そりゃそうだ。いつもならお昼寝の時間だし、暑い中歩き疲れてるだろうし。なのに!帰宅しても寝ない。こりゃ早く夜はベッドに行かせようと、いつもとは順番を逆に先にお風呂に入れ、それから夜ご飯、その後ベッドに直行させたら一瞬で寝てしまった。火曜も水曜も木曜も金曜も!しかも夜はものすごい熟睡、寝相もいい!なんという効果でしょう!森の遠足、ありがとう!3歳2ヶ月お昼寝卒業です。

「文字らしきものを書く」
そろそろ平仮名やアルファベットを憶えてもいい年なのかなぁ、とは思いつつ、面倒くさくて何も教えてない私・・・(日本にいたら熱血教師だったかも?!)そんな何も教えられていない娘が、突然家の黒板に二本の平行する棒とそれにまたがる一本の棒をたくさん描き始めた。「線路か何か描いてるのかなぁ」と思い聞いてみると「○○(自分の名前)って書いてるの」ですって!確かに、娘の名前にはアルファベットの『H』がある。これは紛れも無くアルファベット〜〜!うわお!ビックリしました。でも娘にとってはこれは単なる記号なんですよね、たぶん。だって2歳4ヶ月の時から街中を指差しながら「OBI」「EDEKA」「Marktkauf」「dm」「Schlecker」「IKEA」・・・って読んでましたけど、それはアルファベットとして読んでいるのでは無く、あくまで記号としてだそうです。ま、そうやって「書きたい」意欲を尊重する事にします。

なんだか楽し〜い子育てです。いや、『子育て』と言うより『親育て』の方がしっくりきたりして。

# by maishigeoka | 2011-06-02 06:46 | 育児(3歳1ヶ月〜) | Trackback | Comments(4)

写真いろいろ  

2011年 05月 17日

夫の実家の近く。ドナウ川を挟んで左側はウルム(バーデン・ヴュルテンベルク州)、右側はノイウルム(バイエルン州)です。この日はカモメがたくさん飛んでいて、カモメにハマる娘は大興奮でした。背の高い塔は、かの大指揮者カラヤンがデビューを飾った、世界一高い尖塔を有する有名なウルム大聖堂です。


4月24日義両親宅近所のレストランで今年初物のドイツ産白アスパラを頂きました。ホランデーゼソースとともに。ちなみに、お皿が2皿ありますが、これで一人前です(笑)メインはアスパラガスであり、お肉はあくまで「付け合わせ」!私は豚フィレ肉、義父はお魚、義母は「メイン」のみ、義妹はプファンクーヘン(Pfannkuchen)という、甘くないクレープをそれぞれ選びました。正直、やれ「ドイツ産だ」とか「春限定だ」と言われても、私はそこまで白アスパラに魅力を感じないのですが、たぶん、日本での「松茸」の感覚なのかもなぁと勝手に解釈しています(大好きな方には申し訳ないです)。



先週のアントワープ滞在時の宿泊先の部屋。スイートでもなんでもありません。カテゴリーはB&Bですが、オーナーご夫妻の趣味でこうなったそうです。オーケストラにゲストとして招待される人はみなここに泊まるそうです。冷蔵庫も電子レンジも洗濯機も部屋内にあるので、長期滞在向きです。でも私には広すぎて落ち着かない〜〜!


ベルギービール(約1500種類あると言われている)の中で一番私が好きなのは『Vedett』です。

# by maishigeoka | 2011-05-17 00:56 | ドイツ | Trackback | Comments(3)

3歳児検診 (U7a)  

2011年 05月 16日
前回の記事と前後しますが、4月11日に娘は3歳児(生後34〜36ヶ月)検診に行って来ましたのでその記録。

今回は受け付け時に問診票のようなものを渡され、家庭で使っている言語について・100ほど挙げられている語彙で子供が理解出来て喋る事ができるものにチェック・文法をどの程度正しく話すか・「なぜ」「いつ」「誰」「どこ」などの疑問形を使えるか・・・などを書かなければなりませんでした。日本語とドイツ語の2言語で育っている娘にとって、どちらの言葉もスピードが遅いかもしれないと心配していたのですが、幸運な事に、ドイツ語に関しては周りの3歳児とあまり変わらないレベルで言語発達していることが判明しました。

身体測定
身長:93cm
体重:11,4kg
頭囲:49,5cm

身長はドイツの平均より少し小さめ、頭囲はほぼ平均ですが、体重は1歳児並み・・・。計ってくれた看護婦さん、昔ながらの錘のついた体重計の、その錘の置く場所がギリギリのところだったようで戸惑っていましたよ。うちの子、なぜかスレンダー美人でございます。私の遺伝子、おデブ細胞を受け継いでいないのかと多少心配(笑)。ちなみに、洋服は98cmサイズを着ています。

視力検査:花や鳥などの絵を当てる。問題無し。
聴力検査:ヘッドフォンで音の聞こえる方、左右を当てる。問題無し。
歩き:真っすぐだそうです。問題無し。
耳鼻喉:問題無し。

検診中は、ドクターと娘のやりとりに私は一切口を挟まないことにしました。もう3年近くもお世話になっている先生だし、娘も「いつも赤い袋に入ったラムネをくれる」ということだけで安心しているのか(笑)、よく喋ってくれて、先生に「全てにおいて問題無し!子育てうまくやってますよ、安心して下さいね!」と言われてホッとしました。体重が少ないことも「全く問題無いです。これだけ元気ですから!」と。

でも、娘の「野菜・果物嫌い」について相談すると「こればっかりはお母さんが頑張らなくてはいけないかもしれません。細長く切った人参やキュウリにディップをつけさせてあげるとか。幼稚園で給食があるのなら、他の子が食べているのに影響されて食べるようになるというパターンもあります。あとは家庭でご両親が野菜をたくさん食べるのを見せる事です」・・・ガガーン、私は野菜も果物もなんでも大好きなんですけれど、実は夫が野菜・果物嫌いなんす・・・ダメじゃん(涙)今までは野菜を細かく切ってハンバーグに混ぜたり、ソースやカレーに煮込んで溶かしたり、ブレンダーでつぶしてポタージュにしたり、なんとかして誤摩化し誤摩化しうちの野菜嫌い約2名に食べさせてはいたんですけどね、これがサラダなんかだと全く食べません。道のり、遠いか・・・ガクっ

そんな娘、つい先日、一緒に料理をしたとき、飾り包丁をいれて花の形にした人参(いや、本当は星形にしたかったのに、切ったら花になっていた・・・!)を切っては鍋に入れてくれて、「こんな大きな人参無理だろうな」と思っていたのに!やはり料理参加効果か!食べてくれました!うひゃ〜〜!とは言っても、高野豆腐に隠してあげたのがきっかけで、「おとうふでかくして〜」という始末でしたが、それでもかなり食べてくれました。昨日のパスタも、「ブロッコリーをスパゲッティでかくして〜」と自分で言っては食べてました!これまで「野菜食べたらべっぴんさんになるよ」とか「かわいくなるよ」と毎日のように言っては、なんとか形あるままで食べさせようとはしていたのですが、その度に「べっぴんになりたくない」と無下に断られていたステージから一歩前進です!やっほい!


そして3歳になってすぐ娘の中で流行り出したのが「なんで?」です。なんでもかんでも「なんで?」と聞いて来ます。例えば食事中の会話:
私「この鮭、骨があるから気をつけてね」
娘「なんできをつけるの?」
私「骨食べたら危ないからね」
娘「なんでしゃけはほねがあるの?」
私「骨があるとふにゃふにゃしないでしょ」
娘「なんでふにゃふにゃしないの?」
私「ほら、例えばクラゲは骨がないからふにゃふにゃでしょう」
娘「なんでくらげはほねがないの?」
私「・・・(ワカラン)」
娘「なんで?」

本当にエンドレスの毎日です。知りたいという気持ちは尊重したいのだけれど、こちらの知識が試されているようで、答えられずたまに凹みます(笑)トホホ。夫にもドイツ語で「Wieso?」攻撃をしていて、答えを一生懸命考える夫の姿に、はたで見ていて同情に似た爆笑をしてしまいます。

ここまで大きな病気も無く、健康に育ってくれて本当に嬉しいです。これからもいろいろ楽しみです。

写真:夫婦で参加した幼稚園のオープンデー(5月9日)にて、赤い服が娘。奥に座っているのはベルギーから帰って来たその日で疲れた顔した私です。

# by maishigeoka | 2011-05-16 05:35 | 育児(2歳7ヶ月〜3歳0ヶ月) | Trackback | Comments(2)